デメリットも知っておこう

毎日の生活には電気は欠かせない大事な存在です。冷暖房にも電気は活躍してくれますが、真夏や真冬は電気の使用量も増えるのでそれに伴い電気代も高くなります。少しでも電気代を抑えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。電気代を減らすなら、自家発電も検討してみましょう。太陽光発電は、自然の太陽光を利用して電気を作ることができます。環境にも優しく、設置場所も自宅の屋根になるので機器の置き場所で悩む心配もありません。停電時に緊急の電源として使えることもメリットですが、導入前にはデメリットや注意点についても知っておきたいところです。まず、設備の購入や設置にはそれなりの金額は発生します。発電量も一定ではなく、天候に左右されます。太陽の出ていない夜間には発電できませんし、雨や曇りの日も発電量は落ちます。日照時間の短い冬場も発電量は下がる傾向があります。

蓄電池を組み合わせる

昼間は、太陽光発電で作った電気が使えるので昼間の電気代はかなり節約できます。とはいえ、せっかく作った電気もそのままでは貯めておくことはできないので、夜間は通常通り電力会社が発電した電気を使うことになります。より太陽光発電を活用するなら、蓄電池との組み合わせも考えてみましょう。発電した電気を貯めておくことができるので、夜間も電気代を節約できます。曇りや雨で十分な発電量が得られない場合も、前日に貯めておいた電気を利用できるようになります。最近は蓄電量の多い蓄電池も増えていますので、災害時の長い停電でもより多くの電気を使えるのは安心感があります。

新築の家に新たに設置する太陽光発電の価格は、2021年度の平均で1kW28万円となっています。通常3~5kWで設置することが多いので、設置にかかる費用は84万円から140万円くらいになるといえます。